| はるの出産レポ *出産シーンなど一部生々しい描写があります。苦手な方はご注意ください^^; 尚、時間については目安程度にとらえていただけると幸いです。 |
| 【13時】 午前中の検診、入院手続きモロモロを終えて、一息つく。 いまだ陣痛らしきものは来ず、不規則な間隔で生理痛モドキが来るのみでした^^; 個室に入院までしたのに、おさまっちゃったりして・・・なんて思いながら、モンモンとしていると、看護師さんが昼食と着替えをもってきてくれる。お腹は空いていたので、ありがたくいただきました。しっかり完食。 【14時〜】 旦那合流。このころから痛みが急速に強くなってくる。間隔は10〜15分。 LDRには分娩台兼ベッド以外に畳や椅子があったので、痛みが来るたび移動しながらやり過ごす。お腹と腰が痛くて、特に腰は我慢できなくなってくる。壁やソファの隙間などに腰を押し当てて、痛みを逃すように。 夕方、再度母が来てくれるものの、けっこうな痛みにロクに会話も出来ず。旦那が一緒にいるので、母には帰ってもらう。だって、なんか痛がる姿を見られるのが恥ずかしかったんだもーん^^; 【17時〜】 そろそろ動けなくなってきた。ベッドでおとなしく陣痛をやり過ごす。4〜7分間隔。NST(お腹に器械をつけて、陣痛が来ているかみれる装置) ちなみに入院〜この頃まで1回も内診がなく、早い話がほっとかれてたわたし。笑 隣の分娩室からものすごい悲鳴が聞こえていたので、きっとそっちにつきっきりだったのでしょう。だいたい、初産で最初の何時間なんて、看護師さんにしてもらうことってないのよね。今だからそう思えるけど、当時は見捨てられたような気持ちで(笑)旦那に何度も「今何センチだと思う!?かなり痛いけど、まだ看護師さんは来ないのかな。痛いよー、子宮口が何センチになったか見てほしいよー!」と駄々をこねていました。知ったところで、4分間隔程度じゃまだまだなのにねぇ。 午前の診察からすでに6時間以上経過して、痛みもどんどん容赦なくなってくる中で、自分のお股がどのぐらいなのか知りたくてたまらなかったのです。はは・・・。10センチになれば、この痛みともオサラバだ!と頭にあるのはもうそれだけ。 【18時〜】 (やっと)助産師さん登場。午後初の内診。旦那を追い出し(笑)痛みをこらえつつ、お股を広げます。これがけっこうつらい!痛みと緊張と疲れで足がプルプルふるえていました^^; 子宮口は5センチ。こ、こんなに痛いのに・・・。正直ガッカリ。落ち込んだのと、「またここで陣痛が遠のいたらどうしよう」という恐怖心から、痛くない時間にも勝手に力んでしまい、かなり体力を使ってしまいました。 そう、これが3日続いた前駆陣痛の弊害です。これまでに何度も痛みが来ては、すーっと遠のいてしまうことの繰り返しだったために、またそうなるんじゃないかと怖くて怖くてたまらなかったのです。おかげで痛みのない休んでいい時間にも気を張って、体をこわばらせて無駄な体力・気力を消耗してしまう始末。おまけに前日眠れていなくて、かなり眠かったのに眠れず、ほんとうにつらかった・・・。 痛みも相変わらず容赦ないし、体はすでにグッタリだし、待ちくたびれて気力は萎えそうだし、そんなマイナスオーラが出ていたのでしょう、この頃に3回も吐きました。もう、ボロボロ^^; 【21時〜】 内診。やっと6センチ。3時間で1センチですか・・・。ショックで思わず泣きそうになる。 でもこのときの助産師さんにリラックスできる呼吸法や、痛みをのがすマッサージを(旦那が)教わり、ずいぶんと楽に。さらに旦那が痛みのたびにマッサージしてくれて、「リラックスして!確実に進んでいるから、がんばれ!」と励ましてくれ・・・。やっと、本当にやっと痛みの合間の休息タイムに力を抜けるようになりました。ずっとふるえていた足もおさまり、痛みは激しいものの、精神的にかなり楽になりました。それまで力んでいた休息タイムに、かくっと寝てしまうこともあり、体力もわずかながらに回復(?) でも出された食事は一口も食べられず。かわりに旦那が食べてました。笑 【23時〜】 子宮口は8センチに!う、嬉しい〜!「リラックス効果だね」と旦那に言われ、ほんとにそうだと目一杯感謝。助産師さんにも「合間に寝られるなら、どんどん寝たほうがいいのよ。リラックスしないと、赤ちゃんはおりてこれないからね」と言われ、合間の睡眠の効果がずいぶんあったことを実感。 ただし、痛みはこのころから絶頂期に。笑 これまでも死ぬほど痛かったけど、そんなどころではない痛みが2分間隔で押し寄せてくる!もう体中が何かを外に出そうとしているかのようで、いきみたくないのに自然にいきんでしまうのです。もちろん、ここで出てしまうと産道が開ききってないため、どうなるか分からないので、必死でいきみを我慢します。でもいきんじゃうー! それまで出来ていたリラックス効果ありの呼吸法もどこへいったのやら。「フー、ウン」といういきみのがしの呼吸も次第に出来なくなり、「ヒッヒッフー」が「ハーアーアー」に。しまいには「ア゙ーア゙ーア゙ー!!!」「いきんじゃうー!!!」「出るー!!!」だの叫びだすハメに。ほんとにこの時間人間じゃなかった・・・^^; ずっとマッサージしてくれてる旦那にも当り散らし、力が弱いとばかりに「違う!そこじゃない!もっと下!・・・違うってば、もっと右!っあー!!!そこそこそこそこ!!もっとさすって!そこ〜!」とわめきちらしていました。はは・・・。旦那よ、まじですまんかった;;; 【0時〜】 ついに日付変更。でも子宮口はまだ8センチのまま。ガッカリ。おまけに破水もまだで気がはやるー。 この頃になるともう、痛みはどうでもよくなってて、意識にあるのはただひとつ「まだいきんではいかん」ということ。ただただそれだけのために、神経を集中し、旦那をこき使い、わめきちらしながらやり過ごし・・・。それでも体中が何かを出そう出そうとするので、ついに旦那にお尻の穴を押してもらうというSMプレイ・・・もとい方法をとってもらうことに。恥ずかしいなんて言ってられず、それでもその手を押し返す勢いで体がいきもうとするので、必死に耐えていく。 【1時】 内診。「いきんでいいわよ。お産にしましょう」という声に我に返る。この日、一番嬉しかった瞬間。笑 やっと全開!!! 長かった・・・。いやしかし、戦いはここからなのだ。 寝ていたベッドの足元を外し、分娩台に変わっていく中にも、陣痛は来る。思わず「痛いー!」と叫んでしまうけど、もはやそんなに痛くはなくて、他にどういっていいのか分からないという感じ。 そのとき、まさに「大波」ともいえる最大の陣痛が来て、まだ台のセットをしている助産師に「いきんでいいですか!?」と聞く。待ってね、と言われるかと思いきや「どうぞ」とあっさりOK。まだリードはなかったけど、勝手にいきんでみた。笑 ・目をつぶらず ・お腹を見ながら ・手を自分のほうに引き寄せるようにして ・足をおっぴろげ ・声を出さずに、力(りき)め!! 母学級で練習したポーズを思い出し、とにかく必死。でもこの姿勢、ほんとにいきみやすくてナイスだった(^^)b かなり上手かったらしく、誉められる。こんなときに誉められても。笑 ただし声は出ていました。しかも、「ふんがー!」「ぅぬーう!」といった怪獣系。笑 何回かいきんだあと、陣痛のないときにもお股になにかがはさまっている感覚があって、落ち着かない。でも陣痛がないときにいきんでも出てきてはくれないので、待っている時間がなんともいえずもどかしい。旦那が頭のところに立って、「頑張れ!」「あと少し!」と額の汗をふいてくれた。嬉しかった。 あと少しで会える。そう思ったら、もう限界と思えた体から力がわいてくるから、人間ってすごい。 【1時20分】 運命のとき。 頭が出たのは分からなかった。 遅れてやってきたお医者がお腹に手を乗せて「この手を押し返すようにいきんで」と言うので、そうする。2回ぐらいぐぐーっと押された。重いとかそんなことを思う暇もなく、最後の力を振り絞る。もうこれぞ必死!(^^; すると突然「呼吸をハッハッハッに戻して!」と言われる。 これこそ赤ちゃんが出てくる合図!(by母親学級) ガクッと力を抜いて、言われたとおり息をする。 ずるにゅん、と何か熱いものが出てきた。痛くはなかったけど、まだ何かがはさまっている感覚が気持ち悪かった(後から思えば、これがへその緒だったんだろうな) 「出た?見せて!」と叫ぶ。旦那にめがねをかけてもらって、スタンバイ。 お腹の上に手をのせるように言われ、その上に布をかけられ、ついにお腹の子とご対面。 はじめになんて言ったかは覚えていない。熱いと思った。 涙が出てきて止まらなかった。やっと会えたと思った。 すごくすごくすごーく会いたかったことに気づいた。 旦那も泣いてた。 でも自分がこんなに号泣するとは思わなかった。 信じられないぐらい嬉しかった。 今まで出会えたものたち全部に感謝したくなった、こんなこと初めて。 ベビちゃん。 元気に泣いて、いきなりわたしの上でオシッコまでして、本当にかわいい!! 看護師さんたちにきれいにしてもらって、また抱っこ。 毛深いと予想はしていたけど、こんなに顔やら背中まで生えてて大丈夫かしら。 しわしわの体。あったかくてふやけている。今まで水の中にいたんだものね。 手を触るとぎゅっと握り返してくれた。けっこう強い。あ、あくび。本当に生きてるんだね。 産んだんだ、この子を、わたし。また泣けてくる。すごいなあ、本当になにもかもが。 *** 長い文章をお読みくだりありがとうございます(*^−^*) 産んだときの気持ちを忘れたくない、と入院中に書き留めたノートを見ながら思い出しつつ書かせていただきました。 かなり自分の気持ち寄りに書いていますが、産んだ瞬間の記憶は当の本人も覚えていない、本当に母親(と、父親)だけの特権だと思います。そのときの気持ちを、どんなに大変で、でもどんなに嬉しかったかをはるに教えてあげられるのは、間違いなく自分だけです。これからの育児の過程で、迷うとき、くじけそうなときに、この日の気持ちを思い出して力に出来るように、ここに残しておきたいと思いました。 最後に、もう一度。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました! |